
■バセドウ病とは
バセドウ病は、甲状腺の働きが過剰になる「甲状腺機能亢進症」の代表的な疾患です。代謝が活発になりすぎることで、動悸、手の震え、多汗、体重減少、筋力低下などの症状が現れ、日常生活にも影響を及ぼします。特に筋力低下や倦怠感は高齢の方にとって転倒リスクや活動量の低下につながるため、生活の質を保つためのサポートが重要です。
■バセドウ病に対する訪問マッサージの施術について
訪問マッサージでは、バセドウ病によって生じやすい筋力低下や全身の疲労感、筋緊張を和らげることを目的に施術を行います。関節可動域を保つためのストレッチや軽いマッサージを取り入れ、循環改善やリラクゼーションを促進します。また、全身状態を確認しながら無理のない範囲で行うことで、体調の安定と生活動作の維持をサポートします。
■実際の症例
神戸市灘区 Y様(60代・女性)
Y様はバセドウ病による筋力低下と慢性的な倦怠感で、外出や家事に支障を感じておられました。週2回の訪問マッサージを継続することで、下肢の筋力維持と疲労感の軽減がみられ、歩行の安定性も向上。日常生活動作に前向きに取り組めるようになっています。
■ご利用者様の声
「マッサージを受けると体が軽くなり、夜も眠りやすくなりました。自分では動かしにくい関節も丁寧にゆるめてもらえるので安心です。少しずつですが体力が戻ってきているのを実感しています。」
