■心筋梗塞とは

心筋梗塞とは、心臓を動かすために必要な冠動脈が詰まり、心筋に酸素や栄養が届かなくなることで一部の心筋が壊死してしまう病気です。発症後は心不全や不整脈のリスクが高まり、退院後も体力低下や全身の筋力低下が続くことがあります。

■心筋梗塞後に対する訪問マッサージの施術について

心筋梗塞後は安静が続いた影響で筋肉が衰え、歩行や日常生活動作に支障が出ることがあります。訪問マッサージでは、血行促進・筋緊張の緩和・関節可動域の維持を目的に施術を行います。さらに、無理のない範囲でのリハビリ的手技や呼吸を整える施術を組み合わせ、生活の質の向上をサポートします。医師の指示に基づき、安全に配慮しながら行う点が特徴です。

■実際の症例

芦屋市 N様(70代・男性)

N様は心筋梗塞で入院・治療後、退院されましたが、長期安静により足腰の筋力が低下し、外出や歩行に不安を感じておられました。訪問マッサージを週2回取り入れ、下肢の血行改善と筋緊張の緩和を継続。徐々に歩行距離が伸び、現在では近所への買い物もできるようになられています。

■ご利用者様の声

「退院した頃は体が重くて、家の中を歩くのもつらかったですが、先生にマッサージをしてもらってから足が軽くなり、外に出るのが楽しみになりました。今では散歩が日課になり、体力も少しずつ戻ってきたのを実感しています。」