■多発性筋炎とは

多発性筋炎は、自己免疫の異常によって全身の骨格筋に慢性的な炎症が起こり、筋力低下や筋肉の痛みを引き起こす難病です。特に首や肩、太ももなどの大きな筋肉が影響を受けやすく、日常生活動作の低下や歩行困難につながることがあります。

■多発性筋炎に対する訪問マッサージの施術について

訪問マッサージでは、筋力の低下や関節可動域の制限を和らげることを目的に、やさしい手技を用いて施術を行います。血流やリンパの流れを促進することで筋肉の緊張を軽減し、動きやすさを保つサポートをします。また、日常生活での動作が少しでも楽になるよう、リハビリ的要素を含めた施術を組み合わせています。

■実際の症例

神戸市長田区 O様(60代・男性)

O様は多発性筋炎のため、長時間の歩行や階段の昇降に強い疲労感を覚え、外出の機会が減少していました。週2回の訪問マッサージを継続することで、太ももや肩周りの筋肉のこわばりが和らぎ、室内での移動が以前よりもスムーズになりました。ご家族からも「動作が軽くなった」とのお声をいただいています。

■ご利用者様の声

「筋肉が硬くなるのを防ぐためにお願いしましたが、体が少しずつ動きやすくなってきました。外出への自信も少し戻り、生活に張り合いが出ています。家まで来てもらえるので安心して続けられます。」(ご家族様談)