「こんにちはー」
「今日は調子はいかがですかー?」
「このあいだ痛かったところは、あれからどうですか?」
「このところ暑くなってきたから、水分しっかり摂らないといけませんね」
何気ない会話、顔と顔を合わせて様子をうかがいます。
たとえ声がでなくても、調子がいいとかそうでないとか、
日頃の様子から変化が伝わります。
身体に触れると、もっとたくさんわかることもあります。
できるだけ自然なすがたで心地よく生きてもらえるように、
毎日の暮らしに関わらせてもらい、少し楽になっていただく。
晴れの日もあれば雨の日も、強い風の吹く日もあるかもしれません。
暗がりを照らすトーチのように、
冷たい手を温めるたき火のように、
来てくれてよかったと思ってもらえるように。
生きる意味、とかむずかしいことはひとまず置いておいて。
少し近くにいて安心してもらえる、
そんな存在でありたいと思っています。

